ネタバレあります。
うたプリエキスポ行ってきた。
いや……めちゃくちゃ良かった。本当に参加できて良かった。
今回は10周年記念ということで、CDやゲーム、ビジュアルの展示でうたプリの歴史を振り返り、最後に今回のMVと衣装が出てくる構成だった。
ゲームもCDも懐かしい気持ちの嵐だった。お小遣いをはたいて買ってずっと聴いていた御曹司ドラマCDとか、レンマサドラマCDのために親に頼みこんで通販して買った初回限定版とか、受験の時に死ぬほど聞いてたCDとか、そういう思い出が一気にきた。あの年表を見て、懐かしいなと思って、そしてその年表の続く長さを見た時、10年の重みを強く感じた。10年。本当にうたプリと一緒に歩んできた。私の自分史に深く食い込んでいる。うたプリと一緒にいた瞬間はもちろん、うたプリから離れていた時期すらも、現実世界・私・うたプリの三者の関係と、私のうたプリへの気持ちを表すエピソードとして解釈され、収録されている、私の自分史。あの一本のうたプリ年表と、私の自分史が交差する瞬間はあまりにも多く、あの年表を見て思い出す自分の感情が、とても愛しかった。あそこに自分があった。
こうして書いていて、自分の自己愛が本当に根っこからうたプリに支えられているなと思う。うたプリ年表を見て「あそこに自分がある」と思うのは、うたプリに自分の過去の意味付けや存在意義、そしてそれら過去の積み重ねから構成される現在の自分の存在を委ねすぎているのかもしれないなと思うけど、少なくとも今はこれで非常に満足している。
展示に話を戻すと、私が行けなかったシャニドリの衣装や、めちゃくちゃ気に入っている雪月花の衣装が、裏側まで見える形で展示されていたのが非常に良かった。何度見ても高級感やフィット感がすごい。服だけで存在感がある衣装は本当に素晴らしいなと思う。あれがうたプリのために作られたことがとても誇らしい。
そしてケイタ先生のインタビューだが、シャニドリのレンと真斗についての話が非常に良かった。他の子についての話もめちゃくちゃ最高だったけど、とりあえずレンと真斗について書き留めておく。
レンについては「何着てもかっこいいので、今回はあえて甘辛ミックスを意識した」
真斗については「怪しげでセクシーなところが匂い立つといいなと思ってシースルーにしたら見事にはまって気に入っている」
という話だった。これは本当に最高だった。レンも真斗もギャップというか、普段のイメージでは隠れているけどたしかに存在する彼らの一面を狙われた感じがとても最高。存在しない面を狙うギャップじゃなくて、たしかにこれもレンだ/真斗だと思う瞬間を衣装にされた感じ。だからめちゃくちゃ似合っているし、鮮烈な印象も同時に受ける。本当に最高だった。
今回についてのインタビューは、インタビュー終盤で言っていた「うたプリについては、ファンの方に怒られるかもしれないが、個人的に、二面性を表現したいと思っている。うたプリの表の清潔感や品の良さに、ダーティーだったりセクシーだったりという部分を少し混ぜている。」という話がすごく良かった。うたプリの清潔感や品の良さは、倉花先生が初期のデザインの段階から意識されていたとどこかで見かけた記憶があって(たぶんprithm?)、それがケイタ先生にも受け継がれていること、そして同時に、ケイタ先生は、うたプリの新たな面を引き出そうという意図を明確に持っている方でもあることがとても嬉しかった。すごい人だ。ケイタ先生とのコラボは毎回鮮烈で、大きな感動を与えてくれる。それはうたプリが「うたプリらしい」と思える自己同一性を保ちつつも、明らかに代謝が行われ、毎回新しい面を見せてくれる、"生きた"存在であると思えるからかもしれない。
最後に声優の方々や主要スタッフの方のサイン色紙が飾られていた。うたプリに関わってくださって本当にありがとうございます。これからも楽しい、夢のような現実が見られるのを楽しみにしています。
うたプリと一緒にいられて幸せだ!