ツイッターにも書いたけどここにも書きます。
うたプリのオタクは本当に、本当に一度でいいから是非劇団シャイニングを観に行ってほしい。
私は2.5次元舞台未鑑賞で偏見まみれだったので、「2.5次元舞台なんてどうせ舞台舐めてるキャラ萌え作品だろう」「ただ流行に乗ってるだけ」とハナから見もせず馬鹿にして演出家も俳優も確認せず行ってなかったんだけど、ポラリス、パイフロを見たらびっくりするほど完成度高くて偏見が吹っ飛んだ。
そこから忍びマスミラJTの円盤を買いビジュアルブックのインタビューを読んでわかったのは、作り手の本気。
舞台を、うたプリを、舐めてない。それどころかリスペクトして、愛情持って作ってくれてる。偏見を本気で反省した。本当にいいものを作ろうとしている人たちが本気で作ったんだなとわかった。だから当然面白い。
KEITAMARUYAMAコラボの時に、「こんな素晴らしいデザイナーさんがうたプリのアイドルのためにこんな素晴らしい服を本気で仕立ててくれた……」と感激した、
雑誌に掲載された雪月花のメイキングインタビューを読んで、「こんな細かいところまでこだわってたのか……だからあんなに惹かれたのか……」と納得した、
そしてライブなどで声優さんのキャラへの思いやうたプリへの思いを聞いて涙した、
そういう類の感動が全部あった。
作り手がこちらを舐めてないから、物語中に初代のネタが出てきても空々しく聞こえることはなかったし、むしろうたプリ世界を尊重しているのだと感じて感動が倍になった。
さらにその脚本も、実績あるプロの演出家が書いているからめちゃくちゃ面白い。うたプリを知らない人が見ても絶対に面白い。「うたプリらしさ」を全く損なわずここまで出来るのかと驚いた。
そして視覚的な舞台の演出も素晴らしい。舞台初心者が見ても分かりやすく、なのに舞台見慣れた人でも夢中になる。とにかくかっこいいんだ。2時間ほどの公演があっという間。あっという間だから、また行きたくなる。
入り口はなんでもいいし今からでも遅くないから本当に是非見て。こんなに人に勧めたくなったの久しぶり。私はうたプリ好きになって8年ほどだが、これも「全てを賭けて涙して愛した歴史の答え」なんだと思うと感激する。
はっきり「嫌い」と思ってる人には無理には勧めない。でもぼんやりと舞台に抵抗がある程度の人は是非一度見て欲しい。劇団シャイニングは、前述の私の偏見みたいな「どうせ舐めてる」「どうせキャラ萌え」「どうせ流行乗っただけ」の作品じゃない。こんな偏見をぶっ壊すくらい、入念な準備をしていいスタッフを揃えて私たちを本気で感動させにきてるマジモンのエンターテイメントだった。
ここまで読んでくれた人、ありがとうございます。10月にエヴリィBuddy！が決まったので是非……円盤各種出てるので是非……配信もあります……！
